猫と犬の過体重:ストレスなくペットを助ける方法

猫と犬の過体重は、ペットにもっとも多い悩みのひとつです。家で見分ける方法と、急な制限なしに少しずつ体重を減らす方法を紹介します。
猫と犬の過体重は、家でも3つのポイント — 肋骨、くびれ、お腹 — で気づくことができます。減らすときは少しずつ、正確な食事量と運動量の増加で、獣医師と一緒に進めましょう。ここでは、急な制限のほうが体重そのものより危険です。
小型犬や猫にとっての1〜2キロの増加は、体の大きさからすると、飼い主が思うよりずっと大きなものです。過体重は関節や心臓への負担を増やし、ペット全体の活動量を下げます。
犬が太ってしまうのはなぜ?
原因はたいていシンプルで、使うエネルギーより多くのエネルギーをとっていることです。犬の過体重は、飼い主が気づかない小さなことの積み重ねで生まれます。
- フードを量らず「目分量」で入れている。
- 一日を通しておやつやテーブルからのおすそ分けをあげている。
- 散歩が短く、活発な遊びが少ない。
- 年齢:年をとると動く量が減るのに、食事の量は同じままの動物が多い。
犬と猫の栄養と体重管理のアドバイスは、AAHAのガイドラインにまとめられています。
犬や猫の過体重を家で見分けるには?
ペットを上と横から見て、肋骨を触ってみましょう。最初の目安にはこれで十分です。
- 肋骨は軽く押すと触れるが、目には見えないのが理想。
- 上から見たとき、肋骨のうしろにくびれが見える。
- 横から見たとき、お腹が垂れ下がっていない。
より正確には、獣医師がボディコンディションスコアで評価し、目指す体重も教えてくれます。
犬の体重を安全に減らすには?
動物の体重は少しずつ減らさなければなりません。獣医師と計画を相談するのがよいでしょう。必要なカロリーを計算し、フードを選ぶのを手伝ってくれます。
- フードは「目分量」ではなく、計量カップやはかりで量る。
- おやつを1日の量に含めて計算し、数を減らす。
- テーブルからおすそ分けをしないよう、家族全員で決めておく。
- 定期的にペットの体重を量り、記録する。
猫を急にやせさせてはいけないのはなぜ?
急な絶食は、とくに猫では肝臓の深刻なトラブルにつながることがあります。だからこそ猫はとくに、獣医師の見守りのもとでゆっくり体重を減らすことが大切です。
- 食事の量を急に減らしたり、猫にごはんをあげなかったりしない。
- フードパズルを使う — 食べるスピードがゆっくりになり、運動量も増えます。
- 1日に何回か、短い狩り遊びを加える。
室内猫を活発にするアイデアは「室内猫を活動的に」の記事で紹介しています。
運動はペットの体重を減らすのにどう役立つ?
遊びの時間を増やす、散歩を長くする、フードパズルを使う — こうした工夫で、ペットにストレスをかけずに消費エネルギーを増やせます。長く運動不足だった動物ならとくに、少しずつ始めましょう。
- 散歩はいきなり倍にせず、少しずつ延ばす。
- 散歩中にボール遊びや新しいコースを取り入れる。
- シニア犬には、ゆっくりしたペースとやわらかい地面を選ぶ。
定期的な散歩は飼い主の健康にも役立ちます。これについては「犬の散歩」の記事で、シニア犬のケアについては「シニア犬のケア」の記事で紹介しています。
体重がうまく減っているか見分けるには?
よいサインは、体重がゆっくり安定して減り、ペットが元気で、よく食べていることです。定期的な体重測定と動物病院での経過チェックが、計画を早めに調整する助けになります。
- 毎回同じ時間に、同じはかりで体重を量る。
- 体重、食事の量、活動の変化を記録する。
- すぐに結果を求めない — 大切なのは、新しい習慣を家族全員で続けていくことです。
シニアのペットや運動量の少ないペットの飼い主さんから、よくAcuLifeについて質問をいただきます。LifeWaveのテクノロジーを動物向けにしたものです。会社によると、動きやすさや活動を支えるために使われているとされています。くわしくは「犬・猫・馬のためのAcuLife」の記事で紹介しています。使う前に獣医師にご相談ください。