食後の散歩:10〜15分歩くとよい理由と、出かけるタイミング

食後の散歩 — イタリアでいう「パッセジャータ」 — は、ウェアもジムの会員証もいらないシンプルな習慣です。その効果、血糖について研究でわかっていること、何分歩けばよいか、食前と食後のどちらがよいかを解説します。
食後の散歩は、体調を整えるもっともシンプルな習慣のひとつです。10〜15分ゆっくり歩くだけで、血糖の上昇をゆるやかにする助けになります。イタリアでは、夕食後に街の中心をゆっくり歩く「パッセジャータ」がほとんど儀式のようになっています。トレーニングには見えませんが、わかりやすい生理学的な意味があります。食べたばかりの食事からのブドウ糖を筋肉が使い始め、同時に少しの運動、新鮮な空気、会話の時間が得られるのです。
食後の散歩の効果は?
いちばんの効果は、食後の血糖とエネルギーがより安定することです。そこに、歩くのが好きな人ならおなじみのおまけが加わります。
- 午後の眠気や「おなかの重さ」が減る。
- 運動のための時間をわざわざつくらなくても歩数が増える。
- 画面から離れて、新鮮な空気を吸える。
- 身近な人との会話や、落ち着いて考える時間になる。
ウォーキングがなぜ過小評価されている運動なのかは、「ウォーキングの効果」の記事でくわしく紹介しています。
食後の散歩は血糖の上昇に関係する?
はい、短い散歩は食後のブドウ糖の値がそれほど高く上がらないようにする助けになります。Cleveland Clinicによると、散歩をすると、座ったままでいる場合に比べてブドウ糖の値がそれほど高く上がらないとされています。
健康な若い成人12人を対象とした小規模な研究では、ブドウ糖をとった直後の10分間の散歩で、安静にしていた場合に比べて血糖のピークがはっきり下がりました。対象者は少ないものの、結果はほかの研究ともよく一致しています。
血糖の急な変動が日中のエネルギーの落ち込みとどう関係するかは、「糖分とエネルギー」の記事で解説しました。
食後すぐの散歩はしてもよい?何分後がよい?
ジョギングではなく穏やかな歩行なら大丈夫です。昼食や夕食のすぐ後でもゆっくり歩くのはかまいませんが、激しいトレーニングは後にまわしましょう。
- ブドウ糖の値はふつう食後30〜90分でピークに達するので、この時間帯の散歩は特に理にかなっています。
- 2〜5分歩くだけでも意味があり、10〜15分が無理のない目標です。
- ペースは穏やかに、会話ができるくらいで。散歩であって、ジョギングではありません。
散歩は食前と食後、どちらがよい?
どんな歩行もよいもので、昼食前の散歩も1日に弾みをつけてくれます。でも午後の眠気なしに安定したエネルギーを目指すなら、食後に出かけましょう。
いちばん続けやすいのは、しっかり食べる食事に散歩を結びつけることです。多くの人にとっては、職場での昼食と家族との夕食でしょう。
夕食後の散歩は、日中の散歩とどう違う?
夜の散歩は歩数を増やすだけでなく、活動的な1日から休息への穏やかな切り替えにもなります。食べてすぐソファに寝転ぶのを防ぎ、仕事と夜の時間をやさしく区切ってくれます。
- ペースは穏やかに。夜の目的はリラックスすることで、スピードを上げることではありません。
- スマホはポケットにしまって、まわりを眺めましょう。画面からの休憩にもなります。
- 寝るのが遅いなら、夕食後の散歩は食事と睡眠の間の時間をうまく埋めてくれます。
- 夏は暑さがやわらいでから、冬は暖かく着込んで明るい通りを選びましょう。
多くの家族にとって、こうした散歩はいちばんの会話の時間になります。急がず、スマホも持たず、ただ隣を歩くだけ。
夕食後の散歩を習慣にするには?
シンプルで楽しいほど、習慣は定着しやすくなります。
- 歩きやすい靴と上着を玄関に置いておきましょう。
- パートナー、子ども、犬を誘いましょう。一緒のほうが楽しいものです。
- 10分で回れるお気に入りの短いコースを決めましょう。
- 天気が悪い日は、家の中やショッピングモールを歩きましょう。
食後の散歩は、「日中のマイクロトレーニング」の記事で紹介した理想的な「マイクロトレーニング」です。もっと体を動かしたい気持ちがほしいなら、Y-Age Carnosineパッチをチェックしてみてください。会社によると、体を動かす意欲をサポートするためにつくられています。くわしくは「Y-Age Carnosineパッチ」の記事で。日中にカフェインなしでエネルギーを安定させたいならEnergy Enhancerも。