画面による目の疲れ:20-20-20ルールなどシンプルな対策

ブログ編集部 · · 2026年9月29日更新

パソコン画面から目を離して遠くを見る人

画面による目の疲れ、つまり仕事の終わりごろの目の乾き、ヒリヒリ感、かすみ目は、毎日8時間以上モニターの前で過ごす人なら誰でも覚えがあるはずです。目の負担を本当に減らしてくれるシンプルな習慣を紹介します。

画面による目の疲れは、画面が特に有害だから起こるのではなく、その使い方が原因です。近い距離を長時間見つめ、まばたきが減り、照明の悪い場所で座っていること。うれしいことに、ほとんどの対策に必要なのは習慣だけです。その代表が20-20-20ルールです。

目が疲れる主な原因は?

目は、近くに長時間ピントを合わせること、まばたきの少なさ、不適切な照明で疲れます。こうした症状のまとまりは、デジタル眼精疲労と呼ばれます。

  • 近くにピントを合わせ続けることで、目の筋肉が緊張したままになる。
  • 画面を見ているとまばたきが減り、目が乾く。
  • 画面が明るすぎる、または暗すぎる。窓の光が映り込む。
  • 合わないメガネや、気づいていない視力の変化。
  • エアコンや暖房のきいた室内の乾いた空気。

原因についてはAmerican Academy of OphthalmologyやMayo Clinicがくわしく解説しています。

20-20-20ルールとは?

20分ごとに20秒休み、約6メートル先のものを見ます。このシンプルなピントの切り替えで、近くを見る作業で緊張した筋肉がゆるみます。

見る先は、窓の外、廊下の奥、遠くの壁などでかまいません。大切なのは、別の画面を見ないことです。

スマホでもルールは同じです。電車の中や行列でSNSをスクロールしているときも、ときどき顔を上げて遠くを見ましょう。数秒で済みますが、負担がぐっと減ります。

パソコンで目が疲れるときの対策は?

役立つのは、休憩、意識的なまばたき、画面を見ない短い時間です。次のステップは仕事中ずっと使えます。

  • 意識的にまばたきを増やす。特に読書中や動画を見ているとき;
  • 1時間〜1時間半ごとに数分立ち上がり、遠くを見る;
  • ヒリヒリ感じたら、20〜30秒目を閉じる;
  • 部屋の換気をし、空気の湿度に気を配る;
  • 昼休みは外に出る。自然光と遠くを見ることが目の休息になります。

夕方になると目だけでなく頭も疲れるという人は、緊張型頭痛の記事もお読みください。

作業環境はどう整える?

画面は腕を伸ばしたくらいの距離で目の高さより少し下に、明るさは部屋の照明に合わせます。適切な作業環境は、目だけでなく首の負担も減らします。

  • モニターまでの距離は、腕を伸ばしたくらいの長さ。
  • 画面の上端は目の高さか、やや下に。
  • 画面の明るさは、まわりの照明と同じくらいに。
  • 窓は背中側やモニターの真後ろではなく横に。映り込みを防ぎます。
  • 目を細めるより、文字を大きくする。

仕事でエネルギーを奪われない座り方は、パソコン作業の姿勢の記事で紹介しています。

夜の画面は睡眠にどう影響する?

夜の画面は寝つきをさまたげることがあります。明るい光と夢中になるコンテンツが、時間の感覚をずらしてしまうからです。ブルーライトがどこまで関係しているかは、ブルーライトと睡眠の記事でくわしく解説しています。

一日中画面に向かっているなら、デジタルデトックスの記事のアイデアを試してみてください。寝る前の1時間スマホを見ないだけでも、1週間で変化に気づく人は多いです。

夜に仕事をするときは、画面の明るさを下げ、暖色モードをオンにしましょう。休憩の代わりにはなりませんが、夜の光が目にやさしくなります。

眼科を受診すべきときは?

視力検査は少なくとも1〜2年に1回、不快感があればもっと早めに受けましょう。「疲れ」の裏に、合わないメガネや年齢による変化が隠れていることもあります。これについては加齢と視力の記事で紹介しています。

夕方の目の疲れに寝つきの悪さが重なるなら、寝る1時間前から画面を見ない、落ち着いた夜の習慣が役立ちます。そこにSilent Nightsパッチを加える人もいます。会社によると、一日の終わりにリラックスするのを助け、リラックスが睡眠の質を高めるとされています。それでも、いちばん基本の対策はシンプルで、日中にこまめに休憩をとることです。

Q&A

20-20-20ルールとは何ですか?
画面を見る作業を20分続けたら20秒休み、約6メートル先のものを見るというルールです。近くにピントを合わせ続けることによる目の筋肉の緊張をゆるめます。
画面を見ていると、なぜ目が乾くのですか?
画面を見ているときは、ふだんよりまばたきがかなり少なくなるため、涙の膜が新しくなる時間が足りなくなります。意識的なまばたきと休憩で、それを補いやすくなります。
ブルーライトカットのメガネは目の疲れ対策になりますか?
目の疲れへの効果についてのデータは、はっきりしていません。休憩、適切な画面の明るさ、意識的なまばたきのほうが効果的です。
パソコン作業をする人は、どれくらいの頻度で視力検査を受けるべきですか?
少なくとも1〜2年に1回、不快感があればもっと早めに受けましょう。目の疲れが、合わないメガネや気づいていない視力の変化と関係していることもあります。
スマホはパソコンより目が疲れますか?
スマホは目に近い位置で持ち、暗い場所で見ることも多いため、負担が大きくなることがあります。20-20-20ルールと適切な明るさは、スマホにも有効です。

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