長時間フライト:むくみ、脱水、脚の血流停滞を避ける方法

長時間フライトは体にとって試練です。機内の乾いた空気、動けない状態、低めの気圧が重なります。準備のしかた、持っていくもの、脚のむくみや頭の重さなしで到着するための過ごし方を解説します。
長時間フライトで疲れるのは、3つの要因が重なるからです。機内の空気は砂漠より乾燥し、気圧はふだんより低く、何時間も動かないことで脚の血流がゆっくりになります。フライト後の不快感、つまりむくみ、乾燥、脚の重さの多くは、飛行機に乗ったこと自体ではなく、これらが原因です。うれしいことに、ほとんどはシンプルな習慣でやわらげられます。
長時間フライトはなぜこんなに疲れる?
機内の湿度はふつう10〜20%で、快適とされる40〜50%を大きく下回ります。体は呼吸や肌から、いつもより早く水分を失います。
- 乾いた空気:肌、唇、目、粘膜が乾燥する。
- 動かないこと:脚から血液が戻りにくくなり、むくみが出る。
- 機内の低めの気圧:フライトの終わりごろに頭が重くなる人が多い。
- 時差:睡眠リズムが乱れる。くわしくは時差ぼけの記事で。
長時間フライトの準備は?
準備は出発の1〜2日前から始まります。よく眠り、水を十分に飲み、塩辛いものを食べすぎないこと。このシンプルなステップで、フライトそのものがぐっと楽になります。
- 前日は早めに寝て、荷造りを夜中まで残さない。
- 空港に着いてからだけでなく、一日を通して水を飲む。
- 塩辛い食べ物は控えめに。塩分のとりすぎはむくみを強めます。
- よく立ち上がるつもりなら、通路側の席を選ぶ。
- 血栓症のリスク要因がある場合は、事前にフライトについて医師に相談する。
出発時刻も考えておきましょう。座ったままよく眠れるなら夜の便が、機内で眠れないなら昼の便が向いています。空港には余裕をもって向かいましょう。出発前のあわただしさやストレスも、長いフライトをつらくします。
長時間フライト:何を持っていく?
水分補給、体を動かすこと、眠ることに役立つものを持っていきましょう。長時間フライトの機内持ち込み荷物は、たとえば次のとおりです。
- 保安検査後に水を入れられる空のボトル;
- 保湿クリームとリップクリーム;
- 楽な履き替え用の靴か、あたたかい靴下;
- アイマスク、耳栓、ネックピロー;
- 塩分控えめの軽いスナック。アイデアは旅行中の食事の記事で。
長時間フライトで脱水を防ぐ過ごし方は?
数時間に一度コップ1杯を一気に飲むのではなく、少しずつこまめに飲みましょう。機内でのアルコールと濃いコーヒーは控えめに。水分が失われやすくなります。
ふだんの日に必要な水の量は、必要な水の量の記事で解説しています。フライト中は乾いた空気のため、目安が少し多めになります。
肌のことも忘れずに。乾いた空気は、いつもより肌を乾燥させます。出発前に保湿クリームを塗り、フライトの途中で塗り直しましょう。目が乾くときは画面から目を休ませ、こまめに目を閉じてください。
脚の血流の停滞を減らすには?
いちばん大切なのは、せまい座席でも体を動かすことです。これはCDCやNHSもはっきり伝えています。
- 可能なら、1.5〜2時間ごとに立って通路を歩く。
- 座ったまま足首を回したり、曲げ伸ばししたりする。
- 4〜5時間以上のフライトでは、特にリスク要因がある場合、着圧ソックスを検討する。
- 長時間脚を組まない。血液が戻りにくくなります。
着陸後はどうする?
少し歩き、水を飲み、できるだけ早く現地時間に切り替えましょう。日中の光の中での短い散歩は、脚にも体内時計にも役立ちます。
それでも脚がむくんだら、クッションで脚を少し高くして10〜15分横になり、足首を何度か回しましょう。軽いむくみは、ふつうまた歩き始めれば一日のうちに引いていきます。
旅行の前後、家では飲み水をX2Oシステムで用意すると便利です。ふつうの水をろ過して光で満たすもので、会社によると水分補給と快適な体調を支えるとされています。移動の長い一日のあとには、IceWaveパッチを2枚ほど貼る人も多くいます。会社はこのパッチを、動くときの快適さのための製品と位置づけています。それでも、フライト中のいちばんの予防は、座ったままでもこまめに体を動かすことです。