ビタミンDとエネルギー:不足の原因と対策

ビタミンDとエネルギーは、思っている以上に深く関わっています。ビタミンD不足はもっともよく見られる栄養不足のひとつで、冬の長い地域では特に起こりがちです。ビタミンDの役割、とり方、不足したときの対策をまとめました。
ビタミンDとエネルギーは、全体的な体調を通じてつながっています。ビタミンDは骨、筋肉、免疫のために必要で、不足すると疲れを感じやすくなることがあります。主な供給源は日光なので、冬は特に不足しやすくなります。
ビタミンDは体の中で何十ものプロセスに関わっています。冬が長く晴れの日が少ない地域、たとえばカザフスタンの多くの地域や北ヨーロッパでは、特に不足がよく見られます。
ビタミンDは体の中で何をしている?
ビタミンDの第一の役割は、体がカルシウムを吸収し、丈夫な骨を保つのを助けることです。
米国国立衛生研究所(NIH)栄養補助食品局によると、ビタミンDは筋肉が動くため、神経が信号を伝えるため、そして免疫のためにも必要です。だからこそ、不足するとひとつの臓器だけでなく、体調全体に影響が出ます。
ビタミンDとエネルギー代謝の関係は?
ビタミンDは骨、筋肉、免疫と幅広く体に関わり、それを通じて、どれだけ元気に感じられるかにも影響します。
不足すると、疲れや筋肉のだるさを感じやすくなることがあります。ただし、疲れの原因はさまざまで、寝不足から血糖値の急な上下まであります。血糖値については「糖とエネルギー」の記事で紹介しています。すぐに何でもビタミンDのせいにしないようにしましょう。
ビタミンD不足はなぜ起こる?
不足が起こるのは、肌が浴びる日光が少なく、食事からとるビタミンDも足りないときです。
ビタミンDの主な供給源は、日光を浴びて皮膚でつくられるものです。冬、室内中心であまり動かない生活、そして年齢とともに、この生成は減っていきます。
- 長い冬と短い日照時間。
- 室内での仕事と、日中の散歩の少なさ。
- 高齢 — 肌がビタミンDをつくる力が落ちます。
- 肌を覆う服装と、日焼け止めの常用。
冬の元気の落ち込みは、季節性の気分の落ち込みと重なることがよくあります。くわしくは「冬の気分の落ち込み」の記事をご覧ください。
ビタミンDを含む食べ物は?
ふだんの食べ物に含まれるビタミンDは多くありませんが、食事に取り入れられるものもあります。
- 脂ののった魚 — サーモン、サバ、イワシ。
- 卵黄。
- ビタミンD強化食品 — 一部の牛乳、ヨーグルト、シリアル。
- 光を当てて育てたきのこ。
脂ののった魚はオメガ3もとれます。くわしくは「オメガ3とエネルギー」の記事をご覧ください。
ビタミンD不足を補うには?
不足を補うには3つの方向からアプローチしましょう。日光、食事、そして不足が確認された場合は医師の指示によるサプリメントです。
- 冬でも、明るい時間帯に外で過ごす。
- 脂ののった魚、卵黄、ビタミンD強化食品を食事に取り入れる。
- 不足が確認されたら、サプリメントとその量について医師に相談する。
ビタミンDと骨の関係は?
ビタミンDはエネルギーだけでなく、特に年齢を重ねてからの骨の丈夫さにも大切です。骨については「50歳からの骨の健康」の記事でくわしく紹介しています。
ビタミンDの値を調べたほうがいいのはどんな人?
ビタミンDの値を調べたほうがいいのは、日光に当たることが少ない人、北の地域に住む人、そして高齢の方です。
- 一日のほとんどを室内で過ごす人。
- 冬の長い地域に住む人。
- 高齢の方。
- 原因のわからない疲れが長く続いている人。
- 魚や卵をほとんど食べない人。
血液検査で本当に不足しているかがわかり、医師が合ったプランを考える助けになります。検査なしに「念のため」サプリメントをとるのはやめましょう。ビタミンDはとりすぎても体によくありません。
疲れが何週間も続くなら、推測だけで終わらせず、検査を受けて結果を医師と相談しましょう。日中のエネルギーのサポートにX39パッチを使う人も多くいます。会社によると、エネルギーを感じやすくするサポートをするとされています。パッチでビタミンDが補えるわけではありません。