45歳女性が疲れやすいのはなぜ?口に出しにくい、でも黙っていてはもったいない話

45歳を過ぎた女性は、疲れやすさを「怠けるようになった」「何にでもイライラする」「ただの年のせい」と、自分の性格のせいにしがちです。けれどその裏には、夜——眠りが浅くなる、何度も目が覚める、布団の中でほてる——が隠れていることが少なくありません。医師にさえ話しにくいことです。何が起きているのか、何を確かめるべきか、何から始めればいいかを整理します。
「休み方を忘れてしまったみたい」「前は何でもこなせたのに、今はお昼で力尽きる」「イライラしやすくなった——性格が悪くなったのかも」。45歳を過ぎた女性は、こうした言葉を友人に、自分に、ときには夫に打ち明けます。医師に話すことは、ずっと少ないのです。
不都合な真実はこうです。原因は性格や怠けではなく、夜にあることが多いのです。そして「みんなそう、そういうものだから」と思えるからこそ、口に出されないままになっています。
45歳を過ぎた女性が疲れやすくなるのはなぜ?
大きな理由は睡眠です。ホルモンの移行期には、眠りが浅く途切れがちになります。スタンフォード大学によると、ペリメノポーズと更年期の女性の40〜60%が睡眠の問題を抱えています。
原因のひとつはプロゲステロンの減少で、スタンフォードはこれを寝つきの悪さ、浅い眠り、夜中の目覚めと結びつけています。またSleep Foundationは、ペリメノポーズの女性はこの時期にない同年代の女性に比べて、夜中に目覚めやすく、眠れないまま横になっている時間が長いと指摘しています。ベッドにいる時間は同じ8時間でも、ぐっすり眠れた感覚は減ってしまうのです。
更年期の移行期と疲れやすさはどう関係している?
いつも覚えているとは限らない夜を通してです。短い目覚めは朝には忘れてしまいますが、疲れは残ります。
米国睡眠医学会の調査では、45〜64歳の女性のうち37%がよく夜中に目を覚まし、35%がほてりや寝汗で睡眠を妨げられています。日中にはそれが、Sleep Foundationのいう日中の疲れ、集中しにくさ、気分の波になって表れます。移行期そのものについては、更年期と体調についての記事で詳しく解説しています。
このつながりをご自身の毎日で確かめられるよう、この記事のPDFに4週間の体調日記を用意しました。睡眠、目覚めた回数、エネルギー、気分をひとつの表に。そして医師に見せやすいまとめのページつきです。